エントリーグレード ストライクガンダム制作日誌の5回目、上半身を終えて下半身に移ります。
今回は腰部分です。
腰部分のパーツです。
フロントアーマーは左右で連結されている”いつもの”パターンです。ここは左右を切り離す事で独立可動化できます。ふんどし部分の青いパーツは色分けされていますが、前面、背面にあるスラスターは色分けがされておらず、シール等も付属しないので色分けを再現するには塗装が必要です。形状は非常にシャープで良好です。サイドアーマーには設定ではアーマーシュナイダーが収納されていますが、エントリーグレードのキットでは開閉はしません。
まずはリアアーマーです。
裏側の画像ですが、裏面には何のモールドも無く、表側の形状に合わせてスッポリと窪んでいる状態です。
まずはこの窪みをポリパテを使って埋めます。パテが硬化後に表面を均一に均します。こうする事で装甲に厚みが出て重厚感を与える事が出来ます。この後はキレイに外装色と装甲色で塗り分けたり、直接スジボリを追加するなどで密度を上げる事が出来ますが、今回はここにプラ板でモールドを追加したいと思います。
リアアーマー裏にマスキングテープを張り付けて、形状をトレースしたものをプラ版に張り付けて切り出します。
片方出来たら、それをガイドに反対側を切り出します。
リアアーマーにプラ板モールドを重ねた画像です。この後微調整して接着、パーツとプラ板の合わせ目を処理します。
フロントアーマーも同様に作業していきます。左右独立可動化は塗装時の持ち手だったりつながったままの方が作業性が良いので今回も最終段階で切断します。
サイドアーマーは上端側が反り返る形状で平坦ではないのでプラ板によるモールドではなく、ポリパテで裏打ち後に直接モールドをスジボリしました。
EG RX-78-2ガンダムの制作時にもスカート裏のディテールアップは施しましたが、ガンダムとは違いストライクガンダムはスカートが大き目なので、完成後も割と目につく部分だと思います。特にSEED系の機体は派手なポージングが似合うので余計にスカート裏が見える場面が出てくると思います。
実際には1/144スケールという小スケールなのでアーマーの裏側をフレームと同色や黒っぽい色で塗り分けてあげるだけでそこまで気になる部分ではないかもしれませんが、手を加えた分の労力に見合った効果を感じらます。
今回の腰部分の工作はここまでで、スラスター部分等は塗装時に色を塗り分けて行きます。
次回は脚部の制作です。お楽しみに!
ライタープロフィール
- ファーストガンダムを幼少期にリアルタイムで視聴してきた世代のガンプラ好き趣味モデラー。
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